技術・エネルギー問題
<いくつもトラブルが予想される構造>
1991年10月3日に、宮崎実験線で車両が全焼する事故が起こりました。そのため車両を強化プラスチックから金属に変えましたが、ガイドウエイの中に車両を納めるという構造は変わっていません。
ほとんどがトンネルの中を走行するリニアは、もし何らかの故障や事故が起こった場合、指令所では位置確認できない可能性すらあり、乗客の救出のための脱出口がどれほど設けられるかも不明で、不安は増すばかりです。
一方地震の時など、ガイドウエイに破損、故障があった場合、簡単に修理ができず、復旧に長期間を要します。複数の列車が止まった場合は、車両の牽引さえできないことになります。大深度地下利用が計画されていますが、地質は深いほど岩質が硬くてもろく危険性が増す、との指摘もあります。
何と言っても運転手のいない無人の乗り物は、いろいろな点で不安です。
<エネルギーはどうするの?>
JR東海は、リニア中央新幹線に使う電力量を明らかにしていません。仮にドイツのトランスラピッドを例に試算してみると、東海道新幹線とほぼ同じだけ走らせた場合、その電力使用量は544万kW/日となり、原発5基分が必要という計算ができます。
リニアは在来の新幹線の3〜5倍の電力を必要とします。またぼう大なエネルギーを使う飛行機を比較対象にしてその半分だから環境によい、などとPRすべきではありません。過剰なエネルギーを使う乗り物は21世紀型ではないのです。
質問・疑問?! リニアを知ろう
<用語>
◆ガイドウェイ
◆大深度地下利用
